[コメント] さらば愛しき大地(1982/日)
もっこりきます。
根津甚八が秋吉久美子にのしかかる、あの背中と汗にこの映画の全てが凝縮されています。
柳町光男の描く男の汗、炎、何と言いますか燃え滾るものというのは、あつかましくなくてどちらかというとホモセクシュアルな気分にさせられます。
理屈ではなくて押し寄せる内面にくすぶる炎、男の中にある見えない感情が一気に爆発する。わかりきっていても目を離すことができない何かがこの映画にはあります。
柳町作品はゲイです。ハードゲイといっても良いほど男を感じさせます。そういう趣味がなくても気持ちよくなります。
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