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[コメント] アナザヘヴン(2000/日)

いかにも扱うテーマがこの監督には重過ぎる。
chokobo

ある意味で芸術、映画など視覚芸術の頂点をなす「水」というテーマに取り組もうとした姿勢は評価できるかもしれないが、これではいかにも茶番劇としか言いようがない。

「水」それは生命の根源であり、多くの芸術家や映画作家が取り組んできたテーマである。

象徴的なのはタルコフスキーということになるのだが、黒澤明しにても同様のテーマが画面の中におおきく存在し、それは歴史に残る作品として現存している。

そういう思いがこの映画を見ている間ずっと頭から離れなかったため、まともに見ることができなかった。全くこの監督を信用することはできないし、本人も自覚はないだろう。

(評価:★1)

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