オープニングのアニメがオシャレだね。音楽も素敵なジャズ。ダルメシアンのブチを効果的に使ってる。音符になったり粋だなぁ。オープニングが素敵な映画は本編もハズレが無いという法則があると思う。

　絵柄はディズニー映画には珍しいタッチ。イラストがアニメになったみたい。ディズニー映画がコンピューター・グラフィックスに頼らない前のアニメーターの手作り感覚。特撮でも技術革新が進むとつまらなくなるね。この絵には人間の血が通っています。

　わからんのはアニータがクルエラと友達だという設定。いいかげん人を見抜かないとダメだね。雪の降り方も良かった。ディズニー映画は枯葉が落ちる時「演技」するよね。クルリって。

　「クルエラ・デビル」というヒット曲が出て、郊外の１０１匹のダルメシアンを飼える家に引っ越そうというハッピーエンド。犬の世話で作曲なんかしてられないと思う。いいんだけどね。