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[コメント] そして僕は恋をする(1996/仏)

プライドって、じゃまなんですね。
ゆの

なんとなく就いた大学講師の職。でも論文は全然進まない。何となく続いている十年来の恋人とは、別れたいと思っている。親友の恋人に横恋慕。なのに、ちょっかいを出してくる女性といい仲(?)に。そんな折り、かつては友人として共に研究もしていたライバルが助教授として赴任して来て...と、あらすじは「どってことない」のだが、あんなに病的とは思わなかった。(少なくとも僕はそう感じたし、)なんか、みじめで情けなくて、見ていられなかった。しかし、最後のモノローグがあって本当によかった。しかし、結果論からだけで物語に折り合いをつけてしまったように思えて、その辺りがどうしても消化不良ですね。

(評価:★2)

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