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[コメント] にっぽん零年(1969/日)

出来はともかく熱意には打たれる。やっぱり当時の日活の新人監督たちのエネルギーって凄いよ。清順の弟子達も、今村の後輩達も気を吐いてたけど、ドラマをまるごと捨て去って岩波映画に近づいちまう敏八の尖り方は別格。(別の作品では黒木和雄を役者として起用している。)
町田

出来だけなら、製作から30数年を経ての一般公開に向けて作られたオリジナル予告編の方が断然いい。渚なんたらとかいう紛らわしい名の若手歌手がカヴァーする石川セリ「八月の濡れた砂」16ビート・ヴァージョン(オリジナルはハチロクです、一応)を、まるまるワンコーラス使ったこの予告編に騙されて、いや、誘われて、劇場鑑賞してしまった門外漢は、多分、俺だけじゃないだろう。

(評価:★2)

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