[コメント] 黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)
この映画はエミール・クストリッツァの小指の先を支点にしたヤジロベーだ。目まぐるしく揺れ動くけれども、バランスはそれでしっかり保たれている。
或いはこういう風にも云える。人と機械と音楽と映画は、少しくらい壊れている方が味わい深くていい。帳尻なんて後で勝手に合うんだから自分を偽ったって損だ。
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