[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
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まず、オープニングから笑わせていただいた。あの歌詞。あの熱唱ぶり。 こういうことしてる女って、実際いるんだろうか。いたら絶対楽しいヤツだと思う。根暗な女じゃできません。もちろんインテリ系も。もっといえば普通はしません。カラオケの練習以外は……。
そうそう、彼女、ものすごくオンチでしたね(笑) 好感もてたわ〜。
しかし、オフィスではカンペキに鼻つまみものでした。 ああいう女はたしかに嫌われるのよね。 へんにチャラチャラした服きて、いかにも男欲しそう〜な感じで…。
若い女性は、「若い」ってだけでお局クラスに槍玉に挙げられたりするんだから。OLも楽じゃありません。しかも彼女は仕事もできないらしく、リストラの対象にされてしまいます。ああ、やだね。こういう構図って。
日本でもあるんでしょうね。セクハラの末退職に追い込まれたオーエルさん。
でも暗くならないのがいいです。思い込みの激しさで、自分がハメられたと疑いもせずオフィスを去るシーン。ものは考えようです。常に前向き!
そういうところが魅力でもあるんでしょうね。素直でないようで、根は単純。文句ばかり言ってるようで結構前向き。本当は自信がないのに無理して背伸びしてみせるところ。特別美人でもないから、つらいことも多い。でもジョークでやりおうしちゃう明るさ。
美人に生まれついちゃうと、ただ美人というだけでチヤホヤされて人が集まってくるから、精神的な葛藤が少ない。ブリジット譲はその逆で、精神的葛藤が多いだけに人間味に溢れている。のです。(言い切り)
ああ、なんか誉めすぎ?
ストーリー的には、すれ違いが多すぎて、ちょっとイライラするところもあったが、まあ、これも最後までハラハラして見れたということでヨシとしましょう。ラストはほんと「よかった〜〜、よかったよ〜〜」と心から安堵できて、ハッピーな気持ちになれたし……。
これらな文句無し ★5 デス! はい!
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