[コメント] 江戸の名物男 一心太助(1958/日)
惜しむべくは、本作がカラーでなくモノクロだということ。錦之助主演といっても、沢島忠は本作がまだ2作目の新米監督。まだカラーの予算で撮らせてもらえなかったのだ。沢島忠の描く晴天のような明るい世界は、カラーが相応しい。
それにしても本作の月形龍之介老人は、言葉で言い尽くされないほどの名演技。背中で語る演技とはこういうもの。庭で寂しく佇む月形老人が、錦之助に背中を揉まれるシーンは泣けます!
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