[コメント] 哥(1972/日)
新たに構築されるべき価値と、その運動が無に帰したとき、形骸化したカタチだけが亡霊のように残った。いつの日か魂が復活したときの拠り所として、カタチを死守しようとするジュン篠田三郎に託した石堂淑朗と実相寺昭雄の願いと叫びは悲痛だ。
(ぽんしゅう)
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