[コメント] きばいやんせ!私(2018/日)
周防正行的うんちくや矢口史靖的解説の伏線は最小限に、いささか強引に、クライマックスの「祭り」をドキュメンタリー的情感だけで押し切ってしまう。これが足立紳 脚本と武正晴演出の戦略なら、もっと撮影(画面)には突出した力が欲しかった。
やっぱり、この手のチャレンジものには、それなりの「仕掛け」や「ケレン」がないと、ちょっと退屈です。
宇野祥平に導かれるような夏帆の、自転車二人乗り“町めぐり”ファンタジーが醸し出すノスタルジーは 陽性の『砂の器』みたいで好感でした。
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