オペラ、ミュージカル映画というのはどうも肌に合わない、と思っていた．この映画をみて、オペラというのは上流階級の娯楽なので、内容は別として、歌って見せるメディアの様式なのだ，と思えば納得がいく．辛い事も苦しい事もこの形式で学び感動の涙を流す人がいるのだ。１９世紀から考えたら、２１世紀の日本は物質的にはみな王侯貴族の生活環境だわな。 ドラマは古典的で、罪と罰、善と悪、許しと救い、がキリスト教的倫理で語られて興味深い．役者も良くやっていた．革命の話になっちゃうのもなんだかこっぱ恥ずかしいが、この形式なら我慢できるってものだ。フランスの話なのに皆英語でどうよ、とか思うが，歌詞が聞き易いので，ヒアリングの学習のつもりで見ました．