[コメント] マレーナ(2000/米=伊)
マレーナの美しさは外見的なものだけじゃないのに。美しさって内面から滲み出るものだもん。戻ってきた彼女につくづくそう思った。それなのに表面的な部分しか見ようとしない周囲が残酷で、辛い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「人間肝心なのは内面」って話にはたいてい不細工な人間が出てくるのに、この映画はとんでもない美人が。美人故に内面を見てもらえないなんて。いずれにせよ、表面的なものに惑わされちゃいけないんですよね。
結婚して2週間で夫が戦争に行ってしまい、たった一人で孤独に、夫を待ちながら頑張る女性の姿はモニカ・ベルッチが喋らなくとも十分に演じられていたと思う。そんな彼女の本当の姿を知っているのは少年だけ。そっと陰から見守ることしかできなかったのだけれど。 でもラスト、「少年、ちゃんと守る事が出来たじゃないの!」そう思ったらグッと来てしまった。女のわたしでもなんとも切なく甘酸っぱい気持ちに。
少年時代から青年へと移り変わる時期ってあんなものじゃないの〜?別にノーマルだと思ったけれどなあ。
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