冒頭、ポーカーを指南するブラピが、『スティング』のロバート・レッドフォードにカブってしょうがなかった。ジュリア・ロバーツは明らかにミスキャストとおもいますが、まぁ、当代きってのオスカー監督の撮ったお祭りみたいな映画ですんで、うるさいことは言わずによしとしましょう。 　こういったクライムストーリーって映画では割とポピュラーなジャンルだけど、観てるとこちらのモラルもマヒしてきて、「案外金庫破りっていいかも......」なんて思えてしまうのがなんとも。

　ところでアンディ・ガルシアって近づくとアフターシェーブか、仁丹の臭いがしそう。