[コメント] 弓(2005/韓国)
単純に「死んでもいいからヤリたいっ!」ていう映画なんじゃないだろうか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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少女が17歳を迎えるまではあくまで理性を制御する老人。結局ドラマは老人にとって悲劇で終わったことで、映画は精神世界だとか純愛だとかで語られるモノに仕上げられている。
だけど、もしも邪魔が入らずに17歳の誕生日が迎えられた場合はどうだったのだろう?あの老人の調子じゃ、それこそ毎晩少女の肉体に溺れる極楽生活が実現できたはずである。監督はそんな獣のような肉欲と背徳の日々を描くつもりは無かったろう。
結果オーライで精神世界に昇華してしまった老人。ラスト、意地で少女の処女膜を破る気概は凄まじいというか苦笑させられるだけである。
やはりこの映画、単純に「死んでもいいからヤリたいっ!」ていう映画なんじゃないだろうか?
お気楽に鑑賞できるキム・ギドクの作品ってのもアリなんだと思うよ・・・こんなコメント、絶対に反感かうんだろうなぁ・・・
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