[コメント] 荒馬と女(1961/米)
何の功績も残せなかった作品。ただ消え行く最後のハリウッドスターをフィルムに刻み込めた資料として残る。
何が撮りたかったのか?否、何を撮ったのか?
マリリン・モンローの魅力をどれだけフィルムに焼付けられるかという一点につきる。
酒場での尻、そして胸、脚・・・
彼女の魅力を必要以上の演出で撮ったジョン・ヒューストン。主演でありながらも彼女の引き立て役として、そのネームバリューを使われたクラーク・ゲーブル。
ハリウッドの王様たちにソコまでさせるマリリン・モンローというブランド。「白痴美」という究極の男の願望がいる。
皆、彼女に振り回され、そして皆死んで逝った。華やかなハリウッドの、大統領までも巻き込んでいく一幕の終焉である。
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