一般的な日本人には、宗教ってのは胡散臭いなぁってな感覚があるという。でなきゃ、こんな映画作れないし、公開すら危ういだろう。

男子禁制、戒律、ミサ・・・・何だか良くは知らないが、きっと中（修道院）では凄い事があるんじゃないかっていうような男の妄想が掻きたてられるようなイメージがある。想像だけど・・・

で、そんな想像をあんな事やこんな事も全部ひっくるめて映画にしちゃいました。すいません。

っていうような作品ですが、よくもまぁ一般公開されたと思います。ここまで「神」の名を語り冒涜した映画があっただろうか？

これがイスラム教だったら東映は爆破されてますよね。そう考えるとキリスト教会の度量の深さっていうもんを感じさせられます。

いやぁ、ある意味、日本人にとっての軽薄な宗教観を考える上でも良い反面材料になるかも知れませんね。