濡れた髪をかき上げながら浜辺に上がってくるハル・ベリーもいいが、やっぱりボンドガールの基本を作り上げたウルスラ・アンドレスのセクシーダイナマイツなボディーには負けるだろう。・・・・同じようなナイフまで腰に吊るしてるなんてパロディー 、嬉しいサービスでしたけど。

靴の先から飛び出すナイフ。スペクターの女幹部ローザがベネチアのホテルでメイドに化けてボンドを襲ったのも40年も前の話ですね。でも消える車よりも靴から飛び出すナイフの方がリアルで怖い。ついでにジェット飛行服もＱが保管してたんだ。こんな小ネタがファンには嬉しいんだ。

で、そんなボンドが『女王陛下の007』と『消されたライセンス』に続き三度目の反抗。この二作はシリーズでは異色のハードでリアルなボンドが見れたので、今回も期待大でした。まぁ、期待は裏切られましたが、逮捕・長期拘留なんていうシリーズでは掟破りのボンドが見れたのは大収穫でした。

逆に見たくなかったのはマネーペニーが妄想に耽って・・・のシーン。これもある意味、シリーズの掟破りですよね。