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[コメント] ダンジョン&ドラゴン(2000/米=チェコ)

RPGというものに対する疑問が氷解。
アルシュ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







RPGというものに疑問を感じていたところで、この映画(というよりこのゲーム)が答えを出してくれた。

というのは、主人公がドカドカと他人の家に上がり込んでいって、勝手にタンスや宝箱を開けて持ち去ってしまう事に納得がいかなかったから。もちろん子供の教育にもヨロシク無い。 しかしながら、アイテム集めもRPGの醍醐味。そこで正当な理由と言うことで、主人公リドリーとスネイルの二人がコソ泥という設定で納得。そもそも本作がRPGの元祖だと言うから、後のゲームがそう言った設定を無視しているとも言える。

また、黒人相棒のスネイルが死んでも、ゲームを映画化した作品なんだから、FFで言うところの戦闘不能を回復する”レイズ”等の魔法を使用して生き返らせると思いきや、そのまんま。いい意味で裏切られた。少年ジャンプ的生き返りにはもはやウンザリ。主役級をあえて生き返らせなかったFF7は、そういう点に最大級の讃辞を送りたい。

でも本作は2点。SWエピソード1のパクリがあまりにチープだから。

(評価:★2)

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