[コメント] 陸軍(1944/日)
息子ふたりが両親に肩たたき・肩もみしている情景が妙に心に残る。このシーンが意外と長く木下節を垣間見る。
前もどっかで似たようなコメント書いたが、レイテ沖海戦という非常に逼迫した状況のなかで
こういう映画作れる余裕があったことに心底不思議に思える。
あるいは制作費を投じてでも国揚意識を高めざるえない状況にあったのか?
まぁ戦車1台作るより(少なくとも戦艦より)映画1本のほうが安いのかもしれないが
よくわからん基準だがww
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余談
1942〜44年頃って意外と質の高い映像作品多いんだよね。
(たとえ国揚映画であろうとなかろうと)
実質的に本土が脅かされたのって45年からだし(ドゥーリトル空襲みたいなの別にして)
戦地に赴いたのって兵役に関わった若者たちだけだし
やっぱり一部の人除けば直接的には攻撃したり、ダメージ受けたりしてないわけだから
(経済貨幣の圧迫や労働不足等といった間接的な被害こそあれ)
当時の国民全体としてはまだ戦争に関わってる実感が弱かったのかな?って思えてしまう。
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