やはり日本の怖さって格別のモノがあるよなぁ〜って再確認できる映画でした。

ガー！！と襲いかかってくるのも怖いけど、後ろにボォーと立ってるほうが怖い。

猫の声・白塗りの子供・携帯電話・ＴＶ映像　etc・・・

普通の日常に存在する物や人などが、少し変化する事に怖さを感じる。

そこらへんのツボをおさえた映画だと思う。

只、残念なのがストーリーのグダグダ加減。時間軸をズラしての編集は観づらい気もしましたが、

まぁ　謎が深まってきましたよ〜って感じで、102歩ぐらい譲ってそれは「アリ」にしたとしても 、 設定に矛盾がありすぎる気がするんですよね〜

あの一軒家以外でも関わったら死んだりする人もいたと思ったら

関わってるのに　すぐには死んでいない人もいたりして・・・。

やっぱり襲われる側が助かる方法を模索したりして感情移入できたり、

何らかの法則が決まっていたほうが　より一層怖い気がすると思った。

何でもアリの怖い映像のオムニバスだから、後半は「また　この人も死ぬんでしょ〜」って　

ちょっとよくない観方をしてしまいました。反省。

でもね、只　只　怖い映像と音のオンパレードなら　それはそれでイイと思う。

ストーリーなんかくそ食らえ！って感じでバンバン怖いヤツ。それもイイ。

でも　この映画、最後に無理矢理こじつけ感があるのです。

なんか　『シックスセンス』みたいに（アレは辻褄あってた、たぶん）

最後には意外な結末が！！みたいなイヤラシサを垣間見てしまいました。。。

この映画を観た後にビデオ版の『呪怨』『呪怨２』を観たのですが、

これを観てストーリー・設定など結構納得ができると思います。

全部納得はできないですけど(笑）。まだの方は是非観てください。

今度リメイク版がハリウッドで出来るらしいのですが、

清水崇監督は変わらないで、制作にサム・ライミ監督も関わるらしいので結構　期待しています。

この清水崇監督のホラーセンスに金のかかったセットとストーリーがプラスされれば・・・

なんかイイ感じしますよね？