７階１／２にある古いオフィスにある不思議な穴。この穴は他人の心の中につながる穴だった。（しかもマルコヴィッチの心の中だぜ！） まずこの設定が面白い。こんな設定ふつうじゃ考えつかない。これはすごいや！ マルコヴィッチがマルコヴィッチの心の中を覗くシーンやチンパンジーのトラウマ のシーンが最高！（ＴＶ特集でマルコの人形使いとしての成功を取り上げたシーン も笑える）

それにしてもマルコヴィッチがかわいそー。他人に操られちゃって．．． 操っている方も、操っている間はずーとあの穴の中にいなきゃいけないんだから、大変。（マルコヴィッチが寝ているに食事をして、シャワーを浴びて、生身の自分 に戻るの？）

操っている男は実にかわいそうなヤツだ。（彼自身は誰からも愛されていないのだ．．．） マルコヴィッチを解して愛し合うようになるふたりの女は最後は娘と三人で幸せそうなのにね。

みんなで穴に入っていった老人たちはどうなちゃってるのだろうか？（マルコヴィッチのその後は？）

なんだかやっぱり不思議な映画やなぁ〜。（エンディングのビョークの曲も良かったなぁ）

追伸：今は無き世界貿易センターのツインタワーがバッチリ映っていたのには ハッとさせられました。（01.09.23）