なぜコウモリなのか。なぜ戦うのか。なぜあんなに強いのか。・・・ヒーロー物では特にふれなくてもいい部分ではあるが、スパイダーマンでは強さの理由や戦う理由をしっかりと描いてきたので、ここで敢えてしっかりとした理由を描くことによって対抗したのかもしれない。どんな理由であれ、すっきりとした気分になれる秀作だった。

　個人的にはティムバートンの暗くどろどろしたバットマンの世界が好きなんだけど、特にゴッサムシティ。今回のゴッサムシティは、あまりにも現代風でちょっとがっかり。その描き方が原点１なのかもしれない。しかし、エピソード１のように過去の作品につながるわくわく感はファンにはたまらない。

　渡辺謙の活躍場面が少なくて残念・・・。

　そして、バットマンの力の元は忍者だったの？これにはびっくり。