[コメント] クイール(2003/日)
ワシがこないなもん観て泣くわけないがな…シクシク。蛇足とは言われるのは覚悟しつつ、クイールの誕生から最期までを抑えたトーンで撮りきった。鑑賞者が惜しく感じてしまうのは、渡辺はんが思った以上にキャラが立っていたからに他ならない。
映画にとっては、渡辺はんとの生活がクイールの華だったのかもしれないが、クイールの一生にとってみれば、それぞれの時代で、幸せの華を咲かせていた。盲導犬として人間に従事した犬の物語、だけでない幸せな犬の物語を見せてくれた。
「飼い慣らされやがってよ〜キーッ！」（嫉妬に燃えるネコちゃんより）
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