「彼」は『火山高』の時は「松坂大輔みたいだ！」とおもっていたけど、今回は「山田雅人そっくり（後半は原口まさあきも入ってた）」。

「彼女」の「刑事」としての行動の無茶加減にはあきれて、物も言えない部分もあるけれど、そのほかの部分は、とても魅力的でした。

問題なのが、「彼」を誤射したのは「彼女」なのか、後に同僚となるキム刑事であったのか、はっきりしなかった。キム刑事の「告白」はその意味だと思うけど、「彼」を撃ったのがどちらなのか、いや普通なら一般人がひとり死んでるわけだから、逮捕されないまでも、懲戒免職ぐらいになってもおかしくないのに、ひょっとして「脱獄犯に殺された｣事になってるの？

もうひとつ「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」はココではどうかと。川に転落したシーンではインストゥルメンタルのオーケストラバージョンだったから、「面白い選曲してるな！｣ぐらいに思っていたけど、本来なら感動のシーンとなるところでの、「韓国語のセリフ」「日本語の字幕」の組み合わせを破壊してしまう「日本語の歌詞」に興ざめ。彼女のセリフに集中できないだろ！

あとは「偶然」と「運命」の使い方を、もうすこし嫌味なく使ってくれたら、ストレートに泣けるのに。