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[コメント] トランセンデンス(2014/米)

実は、エンドロールを見るまで、予告編を見てからずっとずっと、妻役の女優は「スカヨハ」だと勘違いしていた。(その間違いは実は2度目)
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ルーシー』の予告編でスカヨハを見て、「脳が100%目覚める女」という設定が、なんだかこの映画に似てるじゃん、どっちもフリーマン出てるし・・・なんてのが勘違いだと気づいて、誰に言ったわけでもないのに、至極恥ずかしい気持ちになった。

スカヨハとレベッカ・ホールを間違えたのは実は2度目。『プレステージ』という2人の奇術師の対決の映画で、スカヨハはヒュー・ジャックマンの助手兼恋人で、レベッカはクリスチャン・ベールの妻役で競演していた。この映画を何故だか「スカヨハの二役」だと勘違いしていた。

この二人、『それでも恋するバルセロナ』でも親友同士の役で競演しているが、この時は二人並んでいるシーンが多かったので、ちゃんと区別がついていたのに。

似ているのは「口元」「目元」だと思うのですが、そんな間違いをしていたのは私だけ?

この映画を間違えるきっかけは、「ジョニー・デップ主演」というところだけがクローズアップされていたので、ほかの配役が誰だったのか、少なくとも予告編ではわからなかった。だからジョニデ×スカヨハの映画だとばっかり思ってた。

で、レベッカの話題ばっかりになってしまったが、映画は微妙だ。死に行く愛する人の脳のすべてを「電脳」へ移植というのは目新しい話ではないが、それでももっと面白いものを創造していた。もっと電脳世界から、世界中を支配し、世界を手にいれ、世界中から命を狙われる・・・というような、「恐ろしい危機」にさらされる、あるいは激しい戦いがある、もっと世界中がヤバいことになる・・・それはたとえば独裁者か、神のような存在みたいな、とか、SF小説的な話を期待していたのだが、そういう「スリル」がぜんぜん足りない。主人公二人にまったく共感できない。

あと、「抵抗組織」の連中のやりたいことも意味不明だ。電脳の進化を危惧するのは判るけど、無差別殺人のテロリストだよ。「それがダメな事」すら判らない連中だよ。もう後半は、それ忘れて共闘しちゃってるよ。冒頭で何人殺されたと思ってるんだ。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)代参の男[*]

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