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[コメント] バツイチは恋のはじまり(2012/仏)

大好きなダイアン・クルーガーだけど、この手のラブコメは不向きだったみたいだ。まぁ、ハリウッドじゃなく、フランス映画だということで、許してあげる(上から)
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この手のラブコメには、かなりの確率で、「結局フラれる人」が出てくる。その場合、その人は「悪者」か「お人よし」になるしかない場合が多い。今回は「超・お人よし」だった。

そうなっても、映画として楽しめるほどの説得力があればいいのだが、今回はかなり厳しい。

バツイチ大作戦が苦難の末に完了し、晴れて婚約者との結婚を目前にして、イザベラは言います。「10年間、ずっとおなじ日常を繰り返してきたけど、私はもっと「新鮮」をを楽しみたい」とか、なんとか。

いや、待ってよ、あなたが感じた「新鮮」だって、きっとそのうち「日常」になるんだよ。だいだい彼を10年待たせたのは、あんたが拒んでたからでしょう?と、なんだか怒りよりも「呆れ」を感じた。

その償いか、最後にピエールに「次の恋?」を用意してあったのは、「救い」より「帳尻あわせ」に思えた。

脱毛剤とかのあたりは楽しくてよかったんですけどね。

そういえば、私も気になったのが、エンドロールのNG集。その一番最後の「キスシーンの後」。あれは「NG」だったの?OKの後に、すごくイヤな表情をして、そそくさとその場を離れるクルーガー。「OKシーン」だとしたら、あえてそんな場面をここに収録する意味が判らない。わざとだとしたら「嫌がらせ」にしか思えない。

(評価:★3)

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