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[コメント] 杉原千畝 スギハラチウネ(2015/日)

一番最初に、TV「知ってるつもり」で紹介されたのを見たとき、はからずも号泣してしまった私。何となく「私が見たかったもの」ではない形での映画でしたが、知っておくべき人物だと思うし、もっと詳しく知りたいとも思う。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







同日公開に『海難1890』があり、過去の日本の外国人の命を助けた「人道的な行為」の実話が、全く同じ日に公開されるのは、運命か、偶然か、皮肉か?と、ちょっと余談。

実は、もっとその「ビザ発給」にだけ焦点を当てた映画かと思っていたが、見てみたらかなり「スーパー凄腕外交官」みたいなのが第一印象だった。

でも調べると、実際は映画よりも、もっともっと「先を見る目」をもっていた人だと判り、「大袈裟な映画化だ」とおもっていたが、あながちこの大袈裟が間違っていないんだと、今は思っています。半端にほっておいたらただの「美談」で終わってしまうし。

映画としては、もう少し「時間配分」がすっきりしていたら、と思ったのと、「伝記」じゃなく「映画」として製作されたんだから、なんか「超泣ける場面」の一つがあってもよかったんじゃないかとも思う。当時の情勢も上滑りしていたと思う。あと、小雪夫人にも、もうちょっと見せ場がほしい。

それでも、ちゃんとした形で、「杉原千畝」という人物が大きくクローズアップされたことに、ちょっと感謝しています。って私は誰なんだ?

・・・『海難1980』は見ようかなぁ・・・

(評価:★4)

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