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[コメント] Uボート 最後の決断(2004/米)

連合軍とドイツ軍の乗組員に存在した「戦争のルール」を多岐に渡って描いている作品。人間関係が重要視された作品で、乗組員達の心情の変化が地味な戦闘シーンを完全にカバーしている。ある意味メッセージが強烈だが、これはアリなんじゃないか
ナッシュ13

映画ってそんなもん。何かを伝えようと描こうと思ったら強烈なものに仕上げないと作品としての意思は伝わらんもんね。だからこそ、あのオチは正しいと思う。戦争が甘くないことは「承知の上」だという姿勢は存在する。

この映画、調べてみたらアメリカ公開はされていない。IMDbによれば劇場公開したのは日本だけで、アメリカではDVDスルーのようである。おそらく限られた予算で製作された作品(低予算ではないと思う)。やはり…というか戦闘シーンは地味で盛り上がらないが、閉鎖的な空間で繰り広げられる人間関係を際立たせる意味では良かったのか。しかしまぁ劇場公開しなくとも、この出来栄えを味わえるアメリカ映画ってのは改めて凄いと思うよ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)takamari[*]

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