[コメント] メリンダとメリンダ(2004/米)
1度で2度おいしいのもさることながら、パラレルな世界観に思わずうっとり。僕にとってウディ・アレンは悲劇と喜劇の真ん中を良いバランスで描いてきた人。衰えを知らない手腕を改めて実感した。決して恋の講義ではなく、巧妙に描かれた自然な恋だ
ウィル・フェレルの演技は、まるでアレンが憑依したようで、大いに感心。そういえば『僕のニューヨークライフ』ではジェイソン・ビッグスが同じような立ち位置だった。自らの年齢を考えると仕方ないわけだが、きっちりと役柄をこなしてくれる良い俳優にも恵まれている。この作品ではまさにそれが言える。本当に良い役者だらけで、会話のひとつひとつが実に心地良い。
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