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[コメント] キャプティビティ(2007/米=露)

非現実的だけど、どこか現実的な恐怖を描けるのは…(メガホンを取らない)ラリー・コーエンの賜物。脳天刺激の痛々しい罰ゲームの連続、どーしようもない陵辱ものでありながら奇抜な展開に妙な爽快感。エリシャ嬢の悶絶の表情は見ものだ!!
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最後の最後で、なんというか不思議な人間臭さを漂わせるのがラリー・コーエン。ジェットコースターな展開は思い切りホラーなんだけども…。とはいえ、終盤の切り替えしこそ、この作品最大の魅力。コーエン節が炸裂する。ゲイリーこそが実行犯であることは薄々感じられたが(幼少時代の映像などなど)、ジェニファーが真相を知る場面や警官とのやり取りなんかの小技が良く効いている。その後のゲイリーの豹変ぶりが本当に盛り上がった。以降、彼女による復讐劇は言わずもがな。もう5分くらい時間を割いて欲しかったかも。それでもこのボリュームで90分とは、満足だ。

正直言って見る人を選ぶ映画で、(最近の作品は詳しくないが…)かなりエグい部類に入る作品だろう。特にエリシャ嬢には興奮。大興奮。『蝋人形の館』でも体当たりで奮闘していたが、これを見てしまえばそんなもん比べ物にならない。特に、口に容器を突っ込まれて特製ミックスジュースを「ウゴゴゴ…ブオッ」と悶絶しながら飲み干すシーンは、たぶんこの手のジャンルが好きな人には堪らないんだと思う(俺は嫌いじゃないです…大好きでもないけどw)。他にも、ヒッチコック(デ・パルマ?)やジョン・カーペンターを意識したようなマルコ・ベルトラミの「ありがちな」音楽がかなり良かった。

今回の劇場鑑賞ではショッキングなシーンに考慮して3箇所ほど修正が施されていた。ま、DVDリリースの際には「無修正版」と銘打って発売するんだろうがw

(評価:★4)

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