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[コメント] アビエイター(2004/米=日=独)

飛行機が美しい!見事!飛行機を観るだけでも価値あり。女優陣もイイ。時間を感じさせない作りは、熟練工であるスコセッシの技。唯一の不安定要素はレオ様の裸体。ラストは、評価がわかれそうだけど、余韻を噛めば噛むほど味がある。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ハワード・ヒューズの奇行がAサビBサビみたく挿入されているので、規則性を感じてしまい、しこりが残る。あの奇行は、もっと象徴的に描けたと思うし、奇行の回数を減らしたほうが良かったと思う。他の部分で、広がりをもたせるといいのになぁ、ってのが多々あったので。奇行にイントロとメロディが欲しかった、ってことかな。

それと、レオ様の全裸がスクリーンいっぱいに躍動するのだが、不安定要素たっぷりの貧弱な裸体(≒幼児体型)なので、観ていると気恥ずかしさが心で生成された。けれど、その点に、ハワード・ヒューズの心と体の不安定をも込めたとするのであれば、勝利であるのは明白なので、好意的に、レオ様の貧弱な体は、映画のための役作りとしたい。

なんだかんだ揚げ足とりましたが、そんな些細なことが気にならないほどのアトラクションがあるので、エンターテイメントとして楽しめた。公聴会のシーンはレオ様の成長を現している、といってもいいかもしんないよ、マジ。

トムクルーズを猛追できるか?これからのレオ様に目が離せない!

2005/01/24

(評価:★4)

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