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[コメント] 網走番外地(1965/日)

なぜだか健さんの裸踊りを見ていると楽しく見えてきて「あそこに行ってみたいなぁ」と思ったりしてしまったが我に返って「入るのに難しい試験があるので止めておこう」と二の足を踏んだ作品。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「手錠のまま脱獄」の方がよかったが、フィロソフィーがあまり感じられなかったがこの作品も確かに良かった。「手錠の〜」はラストお互いが分かり合え晴れ晴れした表情になるのだが、網走も橘の相手を思う気持ちと怪我をおった男の気持ちの変化が鮮明で「手錠の〜」とひと味違った「和」の味が出ていて双方共に好感がもて爽快感が感じられた。特にそれが顕著にでているのは健さんの晴れあがった馬を叩く表情だ。この演技を見る限り健さんは不器用ではない。

刑期20年のオヤジさんの脱走を起こそうとした迫力はハッタリだって事もありえるので、確かに「ユージュアルサスペクツ」のカイザーソゼだ。っていうか、「ユージュアルサスペクツ」にインスピレーションを与えた映画だったり?

2002/7/5

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)G31[*] movableinferno[*]

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