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[コメント] エグゼクティブ デシジョン(1996/米)

デビッド・スーシェがセガールより多く出ていたのには驚き。名探偵ポワロを演じるデビッド・スーシェが一転悪役となり、その悪役ぶりは知的そのもの…とはいかないが、及第点半ばのイイ味を出しておりポワロファンを泣かせない作りとなっている。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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もし爆弾がタイマー式だったら、そして残り1秒で爆弾解体出来ていたら迷わず1点や2点を迷わず付けている、のは確かだった。

すでに古典となっている、この作品で使用されている展開の連続は、心臓が弱い人々がトレーニングするための必須アイテム。失敗しそうで失敗しない、かと言って成功すると思わせておいて成功しない。セガールが活躍しまくりセガールが英雄化するかと思わせて、すぐにセガール死去。もう「これ以上のお決まり小ネタ&ショートコントって、まだ地球上に存在するのかよ??」となり、連続攻撃なハメ技はさすがに慣れてくる。むしろカート・ラッセルが若作りして、スリーパーを探す様に心臓が止まる思いをした。刹那で瞬間オールバック、フード付きパーカー&一目惚れした彼女と体を密着、ってあんた…。まっ、イイ夢みてよ。

それはそうと、とりあえずストローが魔法の杖となり活躍するのは良いとしても、着陸のアノ衝撃で外れるだろう普通。セスナは操縦できるにもしても、素人が着陸の操縦をするのだろ?機体に穴が開き、機体が安定を失い揺れ動いた振動でストローがとれかけたではないか。機体に穴が開いた以上の衝撃であるにもかかわらずなんて失態。慣性の法則なんてお構いなし。あるのは主人公が新しい彼女とコーヒーブレイクのみってことなのか。

てことで、機体の穴から大空に飛ばされた人が気になり、爆弾の導火線を切ったと思えば恋の導火線に火がついたという、毎度毎度お馴染みのベタなオチに呆れかえって……でも少し“ドキドキ”もしたので3点が妥当ってとこか。

(ついでに言うが、飛行場(模型)に置いてあるセスナ(模型)の完成度が低い。操縦席までしっかりと作らないと。どうしても接近して撮影をしなければならない事が分かっているのに、それは無い。音も然り。原因は予算オーヴァーか?うーん…コンマ何秒かの出演の、セガールの出演料は浮いただろうに残念だ。)

2002/12/29

(評価:★3)

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