[コメント] ゲーム(1997/米)
中古ソフト屋で500円の値がつく程度の「ゲーム」ではある。
脚本家自身がトリックに酔ってしまっている。物語の錯綜に熱中する余り、そうした錯綜に観客を誘う要因(人物造形・プロットの整理・緊張感のコントロール)がなおざりにされてしまい、結果として観客はラストで白ける以外に無い。D.フィンチャーはまたしても出来の悪い脚本に足を引っ張られてしまった。
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