コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] オテサーネク 妄想の子供(2000/日=英=チェコ)

従来のシュヴァンクマイエル作品らしくない物語性に富んだ作品。子供(或いは子供であるということ)のエゴ、狡猾さ、貪欲さ、醜悪さ。
ハミルトン

冒頭で赤ん坊を売る露天商のシーンを見たときには、「きた、きた!これぞシュヴァンクマイエル」と思ってニヤリとしたんだけど、以降の物語は結構正統的展開じゃないでしょうか。『地下室の怪』を思わせるシーンが多かったのはうれしかったけど、単なるホラーとも取れなくない。それよりもなによりも、ユーロスペースで見たときに、後方の座席の女二人がことあるごとに甲高い声で笑っていたのがむかついた。これって、笑うような映画じゃないでしょ。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。