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[コメント] 解夏(2003/日)

本当の闘いは「解夏」の後にある、と思う
にゃんこ

 この映画は、新婚旅行から帰る飛行機の中で鑑賞しました。なかなか落ち着いて観れない上、途中で着陸態勢に入ってしまったので、最後まで観れず・・・(涙)  悔しいので帰国後DVDを借りて観ました。

 隆之と陽子のお互いを思う気持ちに涙。相手を思う気持ちが強ければ強いほど、こんな事態になれば、当事者であれば相手の将来(自分が失明すればもちろん相手は一生自分の介護をしなければならなくなる)のことを考え、別れを決意するであろうし、相手が失明するということを知ったらおそらく一生介護することを覚悟の上で相手のところに行くと考えるかも知れないだろう。そんな素朴な感情が、長崎の下町の風景とぴったりマッチしたいい作品だったと思う。

 ただひとつ思ったのは、徐々に視力を失う恐怖は並大抵ではないといえど、本当の闘いは「解夏」の後にあるのではないか・・・ということ。  そして本当の闘いをも終えたあと隆之は、同じ病気の患者が言っていた「不便なのは、歯ブラシに歯磨きをつけることですかね。でも、歯磨きに歯ブラシをつければいいことなんですよ。要は、目が見えないと言うのは、そんな取るに足らないことだよ」と言えるようになるのだろうか。そうなっていてほしいな、と思う。

(評価:★4)

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