＜残念＞

・原作の方が、主人公の機転や正直さ、努力が描かれていた（女優の家と、イギリス人の家）ので、そこが削がれて、単に幸運だっただけに見えるのが残念（それを理由に減点しているレビュワーもいますし）。

・孤児商売屋の極悪非道ぶりが薄まっていたので、兄に殺される必然性が弱く思えた。

・司会者が嘘の答えを教える理由が明かされていないので、ただの嫌がらせに見える（原作では、確か制作費不足だったような）

・あれ、そう言えば「幸運の１ルピー」（原作の鍵）は？？

＜良かった＞

・テンポの良い映像表現が素晴らしい。

・エンドロールは個人的には好きでした。子役の踊りかわいすぎ！

＜ということで＞ 原作（「ぼくと１ルピーの神様」）も、全く別物として面白いので、良かったら読んでみて下さい。