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[コメント] 幕末太陽傳(1957/日)

落語の映画化がこんなに生き生きするとは思いませんでした。 フランキー堺の江戸弁が冴えまくってる!
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







野暮な演技の石原裕次郎。粋な演技のフランキー堺。こんな役ができる俳優はもういないのではないだろうか。

長州:高杉晋作(石原裕次郎)、久坂玄瑞(小林旭) 、志道聞多(のちの井上馨:二谷英明

こはる(南田洋子)、おそめ(左幸子)、 やり手おくま(菅井きん)、おひさ(芦川いづみ

私が聴いた落語は(カセットテープで)古今亭志ん朝の「居残り佐平次」。 「品川心中」は三遊亭円生かな。知っててよかった。楽しめました。

藤八拳(とうはちけん=狐拳)〜両手を耳に=狐/両手を膝に=庄屋/ 左手を前に=鉄砲、掛け声=「藤八、五文、奇妙」・・・「広辞苑」より

熊野牛王(ごおう)〜起請文の料紙

高杉晋作:都都逸「三千世界のからすを殺し、主と朝寝をしてみたい」 からす、かぁーで夜が明けて、お別れの朝・・・それじゃあイヤだから。

ラストがちょっと、キレが悪かったかな。まあ、あれでいいのかも。

(評価:★5)

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