[コメント] ラ・マンチャの男(1972/米)
迷いのなさは狂人のなせるわざ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
普通の人は少しでも危険があったら躊躇する。
狂気のすすめ。
いや、正しい狂気のすすめ。
狂人を見て笑っていた人々もやがて、その狂人のひたむきさに 何か感じるものが湧いてくる。
信じることが難しくなってきている世の中。 安心して狂気に邁進することはできるのか。
正義と女性を信じていたドン・キホーテ。
信じられまくる女性アルドンザも ダルシネアとして美化され、とまどうが、 ちょっとだけ、求められる姿に近づこうとしてあげる優しさ。
スパニッシュ風音楽が気持ちを鼓舞する。
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