[コメント] ヴェニスの商人(2004/米=伊=ルクセンブルク=英)
暗く重いシェイクスピア。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ポーシャがきれいなリン・コリンズなのがとても現代的。
昔は男が女を演じなければいけなかったため
男優がポーシャを演じ 女が男に扮する演技をしていた、
というのを想像すると、そこに喜劇性を見出せる。
笑える部分はそれぐらいで
現代版ではユダヤ人への差別が色濃く 印象に残り
宗教に根付く奥深いテーマが感じられた。
古典を用いて、現在にまで尾を引く根強い社会問題を
新たに提議した
そう考えると
アル・パチーノだかラドフォードだかの
「あるユダヤ人 シャイロックの悲劇」
この脚色にわたしは好感をもてる。
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