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[コメント] スルース(2007/米)

演技派ふたりの知的な口喧嘩である。いい意味でも、悪い意味でも。(2008.03.10.)
Keita

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ジュード・ロウマイケル・ケインを演技で凌駕しているところがポイントだろう。マイロ・ティンドルというキャラクターのおかげもあるが、いろいろなパターンのジュード・ロウを見ることができる。知的なジュード、セクシーなジュード、怯えるジュード、悪人のジュード……。

この嘲り合い、最後で銃を撃ってしまったマイケル・ケイン演じる作家が負けなんです。生き残ったのは彼だけれども…。

この演技派ふたりによる口喧嘩。でもやっぱり、映画より舞台で観たい。カットが割られてしまうのがもったいないような気がするから。

(評価:★3)

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