簡単に言えばただのドタバタラブコメで、当然のごとく驚くような展開はないのだが、単純に笑えて楽しいコメディだ。主演のレニー・ゼルウィガーの体当たり演技からは彼女の頑張りが伝わってきた。画面に映る彼女は本当にデブのブタみたいだし、その体型でのバニーガールのコスプレ、テレビ画面に映ったデカイ尻や下着姿など相当気持ち悪いがかなり笑える。あそこまでやるとは・・・といった感じ。ラストシーンもスゴイ！あの格好で雪の中を追いかけていくとは唖然、そして爆笑。彼女やドリュー・バリモアの様な女優でないとこの手の映画は絶対成り立たないでしょう。展開どうこうよりも予想以上に笑わせて楽しめたので満足。でも、この映画でのヒュー・グラントは個人的にはなんかイメージ違い・・・。自分は『ノッティングヒルの恋人』のような役柄のヒュー・グラントの方が好きです。