[コメント] ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ(1988/米)
この映画のアイデア・脚本が見事、というだけなら★5点はつけない。
この映画のミソは、英米2人の芸達者な個性派コメディアンの競演にあるのではないかと思っています。
下手なコメディアンだと自分ばっかり目立つような演技をしてしまいがちですが、この2人は違います。アメリカ的なメチャクチャさを持ったスティーブ・マーティンと、イギリス的ないかがわしさが笑えるマイケル・ケイン。多分、お互いの良さがわかっているのでしょう。引き立て合うような演技になっているところが★5つです。2人とも、ホント生き生き演技してますもん。だからこそ瞬間的にだけ笑える映画じゃなくて、「後からでも楽しさ・面白さが持続する作品」になったのかな、なんて考えています。
良い脚本にこの「英」「米」2人の主役をキャスティングした段階で、おおかた面白さが保証されていたというのは言いすぎでしょうか。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。