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[コメント] ヴィニシウス 愛とボサノヴァの日々(2005/スペイン=ブラジル)

求道者のように生と愛とを求めた、歌う外交官。9人の女性を愛し、ボサノヴァの誕生からアフロサンバの勃興までに積極的に加わった愛すべき詩の語り部。だが、この映画からその言葉の真の素晴らしさを汲み取るのに、字幕という方法はあまりにも不完全すぎた。この映画の真価は、やはりポルトガル語を理解できる者にしか判らないだろう。悔しいがそれが、言葉により成り立つ映画の限界だ。
(★4 水那岐)

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