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[コメント] 浅草の灯 踊子物語(1964/日)

空気の緊張感と浅草文化の緻密な乱雑さは、とりあえず通俗映画に求められるほとんどの要素を満たすものだ。だが浅草の遠景がカキワリであり、吉永小百合の歌唱が全くの吹き替えであることから判るように、ここに登場する要素はすべてフェイクである。もっともそんなフェイク映画を愛するのが日活映画ファンであることを語るまでもなく、このデタラメ浅草は納得させられるものだ。
(★4 水那岐)

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