[コメント] 銀嶺の果て(1947/日)
黒澤脚本らしい性善説的甘ったるさは充分に満喫することができる。それでも、谷口演出の限界かところどころに間延びしたシーンがあり、折角のサスペンスが今一盛り上がらない部分が散見される。とは言え、銀嶺の雲海を目指し広がるパノラマは例えモノクロでフィルム状態が悪かろうと絶品である。
(水那岐)
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