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[コメント] 歌うつぐみがおりました(1970/グルジア)

次から次へと色んなことが起きる。いい加減な主人公を描いたというより、グルジアの70年現代の社会を描いているように思う。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







色々な社会描写が有るが、一番良かったのは飲み会の風景だ。グルジアのポリフォニー(多声音楽:複数の独立した声部パートを持つ音楽。グルジアのものは世界無形文化遺産('15登録)になっている)が聞ける。

私も初めてだった。多声と言うのは分かり難いが、コーカサス地方独特のメロディで、良かった。皆が次々と歌っていく。そして、事ある毎に「〜に乾杯!」と言う(これもしきたりになっている )。これも面白い。

酒はやはりワインか(知っている人も有ろうが、グルジアはワインの発祥地であり、グルジアワインもまた世界無形文化遺産('01登録)になっている)。

素晴しい文化に+1点。

(評価:★4)

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