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[コメント] 秋日和(1960/日)

大正期の小説の名人・里見とん原作映画化の第2作目。原作を読んだが、人間関係を整理し変更し、物語にメリハリを付け分かり易くした脚本で、原作より良いのではないか。特筆は、映像を生かして、岡田のキャラの可愛さ、強さを特に引き立たせた点だと思う。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







小説タイトルの‘日和’は「秋空」と「秋子」のダブルイメージング(逆に、だから主人公名を秋子にしたともいえる)だが、映画の方は前者を切り捨て、後者だけにした。つまり‘秋子日和’で、それがラストで爽やかな秋子として十分に表現出来ている。映画として見事に決まっている。

(評価:★5)

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