[コメント] さすらいの二人(1975/仏=伊=スペイン)
アントニオーニは‘物語作家’ではなく、‘物語作家になりたい作家‘ではないか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前にアントニオーニを‘物語作家’と評したが訂正したい―‘物語作家になりたい作家’と。
本作においても、奇をてらった話、狙い澄ましたサプライズ エンディングと物語の流れを、自分の主張の方に捻じ曲げている感がある。素直な流れの物語に出来ないものか。
もっとも画の方は今回は良く撮られたものが多く、ラストシーンのギターをバックの‘黄昏’は買いだろうし、最初の‘砂漠’は、2度目だからか、特に良い。
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