[コメント] 素晴らしき放浪者(1932/仏)
邦題は原題と違って“素晴らしき”なんて付けている。自由、開放感という放浪への憧れではないかと思うのだが?
昔は私も放浪生活に憧れた。しかし今は今の生活に満足している、憧れは小さくなってしまった・・・というより世の中は変わった。昔と違って放浪者はいなくなり、浮浪者だけになってしまった。
放浪者と浮浪者。邦題の語感に迷わされてしまったようだ。ここに出てくる者は放浪者というより浮浪者だろう。
そして、光を浴びた放浪の自由さも描かれてはいるが、こっち側とあっち側では相容れないもので、下手な同情はケガのもととも言っているようだ。
昔の私なら4点。今の私は2点。
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